
奥津裕也 中村有 黒須杏樹
杉本凌士、小林リュージュ、曽我部洋士
柳谷一成、三原哲郎、木村龍、米本学仁
古川順、岡本恵美、伊藤ナツキ、橋野純平
竹下かおり、佐野和宏
脚本・編集・監督:眞田康平
プロデューサー 奥村康
撮影:松井宏樹
録音:高橋玄
音楽:長嶌寛幸
美術:飯森則裕
助監督:登り山智志
製作:ピストルライターの撃ち方製作委員会
宣伝:Cinemago
制作・配給:映画「ピストルライターの撃ち方」製作委員会

2023年6月17日より
渋谷 ユーロスペースにて公開

《NEWS》
2022年11月25日
先行上映 MOVIX仙台 眞田康平監督Twitter
2023年3月13日
新ポスタービジュアル /特報解禁

Introduction
東京芸大修了製作『しんしんしん』(2011) / ndjc2018『サヨナラ家族』(2019)の眞田康平が、長年温めていた企画を気心の知れた仲間たちと作り上げた待望の長編第2作。
再び原発事故が起こった地方で、除染作業員を運ぶバンを運転するチンピラを主人公に、ムショ帰りの親友と流れてきた出稼ぎ風俗嬢の擬似家族のような共同体の再生と崩壊を描く。圧倒的な力(権力、金、原発)のその周辺で、飲み込まれ、翻弄され、使い捨てにされ、自分より立場が弱い人を見て自分を慰め、せめて人並みに生きたかったのにと呟いて酒を飲む人々。その人間模様を通して、暴力と格差の中で踏みにじられる人間の尊厳を問う。
主演に、眞田組には欠かせない存在であり、近年の瀬々敬久監督作品に多数出演し劇団「狼少年」を主催する奥津裕也を迎え、中村有、 黒須杏樹の3人を中心に総勢600人以上のオーディションを経て選ばれた総勢30名以上の俳優陣が極限まで張り詰めた芝居を爆発させた。

Story
遠くない未来、地方で再び原発事故が起こった。しかし、その隣町では一見変化のない生活が続いている。
ピストル型のライターで煙草に火をつける残念なチンピラの達也は、ヤクザの下で立入禁止区域の除染作業員をタコ部屋まで運ぶバンの運転手をしている。
そんな達也の下に、刑務所に入っていた親友の諒と出稼ぎ風俗嬢のマリが転がり込んできて、行き場の無い3人の共同生活が始まる。
達也はヤクザ に取り入って、バラバラになっていく故郷や仲間をなんとか食い止めようと行動するが、日本の原発問題を起点にして、暴力と格差の中で踏みにじられる人間の尊厳を問う。オモチャのピストルライターは、誰を撃つのか。
Cast





Director
眞田康平:Kohei Sanada
1984 年石川県生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科監督領域修了。監督、脚本、編集エディター。
主な監督作品に、東京藝術大学大学院映像研究科修了作品として監督した 『しんしんしん』 (2011)。 同作は、渋谷ユーロスペースをはじめとした全国10館で劇場公開。NIPPON CONNECTION 参加。
『イカロスと息子』 (2015) にて、ゆうばりファンタスティック映画祭ショートフィルム部門で 審査員特別賞受賞、大阪アジアン映画祭参加。近作にndjc2018 『サヨナラ家族 』 (2019)、『ピストルライターの撃ち方』 (2022)。
【MESSAGE FROM FILMMAKER】

Theater
宮城《先行上映》
2022年11月25(金)26(土)27日(日)
MOVIX 仙台 終了
【東京・本公開】
2023年6月17日〜
ユーロスペース
【名古屋】
【大阪】
【神戸】
