2021年公開

【制作】1950年(フランス映画)

【原題】Les Enfants Terribles

【原作】ジャン・コクトー

【監督・脚本】ジャン=ピエール・メルヴィル

​【配給】リアリーライクフィルムズ、Cinemago /シネマエンジェル(提供)

【キャスト】ニコール・ステファーヌ、エドワード・デルミット、ルネー・コジマ、ジャック・ベルナール、メルヴィル・マルタン、マリア・シリアキュス、ジャン・マリ・ロバン、モーリス・ルヴェル、ロジェ・ガイヤール、ジャン・コクトー(ナレーション)

 

【作品概要】

1929年、40歳となったジャン・コクトーが執筆した中編小説であり、ギリシャ神話を彷彿させる古典悲劇を思わせる代表作のひとつ。1949年にメルヴィルプロダクションによって制作され1950年劇場公開。その際に演出を務めたのは『サムライ』(1967)『仁義』(1969)などで知られるジャン=ピエール・メルヴィル監督。また、フランソワ・トリュフォーらを代表とするヌーベル・ヴァーグにも大きな影響を与えたと言われ、トリュフォーは“最高の小説が最高の映画になった”とも述べている。さらに、撮影監督のアンリ・ドカは、以後『死刑台のエレベーター』(1958)『いとこ同志』(1959)『大人は判ってくれない』(1959)のカメラマンとしても知られている。

 

【あらすじ】

父を失い、その後母親をも亡くした貧しい姉エリザベートと弟ポール。やがてエリザベートはファッションモデルとなり、裕福な男性と出会いますが不慮の事故に合い死去。大きな屋敷を受け継ぐことになったエリザベートは弟と共に、モデル仲間で知人のアガトや弟の元学友ジェラールと4人で奇妙な共同生活をはじめます。しかし姉は弟を愛し、また弟は同性でかつて学友ダルジュロスの面影を女性のアガトに重ねていたのだが…。

ジャン=ピエール・メルヴィル監督:Jean-Pierre Melville

 

1917年パリ生まれ。第二次世界大戦時はレジスタンス運動に参加、戦後は自主制作で映画を作り始める。

1948年に、ロベール・ブレッソン監督『ブーローニュの森の貴婦人たち』に出演。翌年には初の長編映画となる『海の沈黙』(1949)で監督デビューを果たす。(撮影はアンリ・ドガ)同年シネマクラブ「オブジェクティフ49」にて会長を務めていたジャン・コクトーが監督を行った『オルフェ』(1950)に出演。コクトーからメルヴィル監督は依頼を受け、『恐るべき子供たち』の映像化を担当。

以後もピエール・カスト監督の『ポケットの恋』(1957)やジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(1957)にも出演。

 

メルヴィル自身の監督代表作は、フィルム・ノワールにも数えられるジャン=ポール・ベルモンド主演の『いぬ』(1963)やアラン・ドロン主演の『サムライ』(1967)、アラン・ドロンとイヴ・モンタン共演の『仁義』(1970)などがある。

恐るべき子供たち4K版
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